奄美/365
 紫の花 2011/4/17

--春になってよく目にするようになったノアサガオの紫。花を開いたばかりの頃は青紫色をしているが、時が経ってしぼむ頃になると赤紫色になる。下の紫は足下に咲くムラサキカタバミの花。彼女たちは咲いてからしぼむまでずっと同じ色。昼間は元気よく花ひらき、夜は静かに花びらを丸めて休む。そしてまた朝が来ると元気よくひらく。昨日のことは忘れて今日も一日ハッピーってな感じに。

--僕のノドもムラサキカタバミのように明るく元気に治ってくれると嬉しいのだが、昨夜はとうとう眠ることもうまくできなかった。一晩中セキが出るのだ。夜が近付くに連れてノドがムズムズし、うがいや水やのど飴でごまかしながらセキを我慢するのだが、抑えきれなかったイガイガがセキを呼び、やがてセキはまさに堰を切ったようにわき溢れ、ノドは熱く燃え、さらにセキはあふれ・・。そんな悪循環で一晩中むせるようなセキが止まらず。いつかふと眠りにつけるだろうと思っているまま夜が明けた。想定外。しかし不思議なことに、朝が来て起きる頃になるとノドのムズムズは治まり、セキも止まるのだ。これはもしかして昨夜で出尽くしたかな、なんて淡い期待を抱いていたのだが・・。

EOS 5D Mark II + EF100mm F2.8L MACRO ↓SIGMA 8mm F3.5 Fisheye

365

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