奄美/365

 親子の成長 2012/9/23


--最近好きな場所の一つ。ロフトに登るはしご。一段目や二段目に座って足をブランブランさせてる。本人曰く「ブランコ」らしい。確かにそう言われれば似ている。

--最近また絵本熱が出てきた。しばらく絵本を読む機会が減っていたのだけれど、夫婦で気をつけて絵本を手に取るようにしていたら「読んで」と絵本を持ってくることが増えてきた。自分で読むことも増えてきて、憶えてる単語を口ずさみながら読んでいる。写真の本は「いいきもち」。文章が短いので憶えやすいみたいで「たねがぽとりとおちました」とか「○○さんは○○にだかれていいきもち」とかつぶやきながら読んでいる。文が思い出せない時に気を利かせて読んであげると「ゆうりがよむの!」と怒る。色々試してみたところ、小さい声でそうっと言葉を引き出すように読んでみたらOKだった。手伝い方もテクニックを要する。そういえば学校で先生をしていた頃の、子供それぞれとのコミュニケーションを探る手順と何か似ているなと思った。そりゃそうか。我が子と言えど違う人間なわけだから、親子で似ているとはいえ考え方や物のとらえ方は微妙に違ったりする。コミュニケーションの方法を探る作業は必然なわけだ。そう思ってふり返ってみると、親って子供からのメッセージがわからないときに「これが欲しいの?あれなの?こうしたいの?どうしたいの?これ?ああこれ!これがしたかったのね」と試行錯誤しながら探り当てる作業を日常のようにしているね。こうやって日常の積み重ねで親子のコミュニケーションは作られていくんだね。改めて考えるとなるほどだ。

--あ、そういえば、ページをめくるのがとても上手になってる。なにげないところで子供も日々成長か。

GF2 + 14mm

ssssss365

このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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