奄美/365

 今日から二歳 2012/10/13


--健康に二歳を迎えられてまず感謝。その小さな柔軟な頭で世界の色々を感じ理解し記憶しまくっていることに日々感嘆。一時期はとても駄々をこねるので互いに意地を張り合って対立したこともあったけど、こっちが怒ると娘も怒りっぽくなっているような気がして、気長に構えたり笑ってごまかしたりしているうちに段々と親の話に応じるようになってきた。嫌なことがあっても「そしたらどうしようか」と互いの妥協案を模索して解決できることがだんだん増えてきている。言葉の使いこなしがだいぶ上手になって、要望や好き嫌いなどの意思疎通を会話で図れるようになった。泣いている時も「大丈夫よ。ゆっくり落ち着いてゆっくり話してごらん」となだめながら聞くと少しずつ理由を話せるようになってきた。日常会話でやりとりしながら、もうこんな話や言い回しもわかるんだねと驚くこともある。わからずに相づち打ってる時もあるけど。そんな時はたいてい「へーそうなんだー」と気のない返事をするから面白い。そして見ていないようでよく観察してる。娘の仕草で気付かされたことがあって、ある時、ばあちゃんと一緒に娘が手を洗った後にズボンのお尻で手をパンパンしてふいていた。これ誰がやってるの?と皆で思い返すと「あ、僕かも・・」。そういえばタオルがない時に服で手をふくのがクセになって、タオルでふいた後も服やらズボンでパンパンしているような気がする。自分ではハッキリおぼえていない。でも見て真似している子がいる。あー無くて七癖ってこれか!。みんなで大笑いした。真似して欲しくないところだけどとても愛らしい。でもホント気をつけよう。そうやって子を見てふり返ることもしばしばだ。「子は親の鏡」とはホントよく言ったもので、彼女の様子が変だなと思うときは自分にも原因があったりする。子育てをしながら自分を見つめ直す機会も増えている。そんな日々だ。

--追記。

--「子は親の鏡」って言葉は子育てしながらよく頭に浮かんでくる言葉だったから、きっと学生時代に勉強したことわざなんだろうなと思って、ふと今検索してみた。びっくりした。まさか詩のタイトルだったなんて思いもよらなかった。とても強く記憶に残っている題名。「子は親の鏡」。もしかしたら児童心理学の講義で目にしたのかもしれない。詩の内容はすっかり忘れていたけれど、今また深く刻みこもう。

EOS 5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II

奄美/365

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