奄美大島探検マップ

 イヤイヤ娘とレンズシャッター 2013/1/9


--夜から少し暖かくなった。暖かさを象徴するように、妻の湯たんぽが布団から追い出されて一人で眠っていた。

--昨日、ついに妻も熱が出た。ほとんど風邪を引かない妻だけに安心していたんだけど、娘の看病で疲れたのだろう。また何のタイミングなのか、風邪を引いてから娘が僕に抱っこされなくなった。抱っこして寝かしていても起きると「お母さんがいいー」と泣き出す始末。えーオレ今まで2時間抱っこしてたし!と思ったりしてもどうにもならない。これがまた夜になるとますます都合が悪い。最初の頃は交互に抱っこすることができたのに、今は「いーやーいーやー」でお母さんオンリーなのだ。本来なら夜型の僕が最初抱っこして寝かせ、朝型の妻が後の方が都合がいいのだけれど、スタートが妻で僕は寝入った夜中にようやく代わることができるくらい。それでも数時間すると「お母さんがいいー」と泣く。しまったばれたか!と仕方なく妻にバトンタッチする。咳き込まなければ娘も布団でスヤスヤ眠るんだけど、咳が出てすぐ起きてしまう。上の写真もしばらくして泣き出した。

--でも起きたのはカメラのシャッター音のせいなんじゃない?って、いやいやそれは無い。今回ばかりは断言できる。暗所に弱いDP2 Merrillをわざわざ選んで、DP2 MerrillのAFじゃあもちろん合掌しなかったので暗がりの中でマニュアルフォーカスでピントを合わせたもんだから、実はピントがヒツジさんの目じゃなくてゾウさんの毛布にきてしまった。なんてことは想像できたとしても、この場面でもピントを合わせられたであろうEOS 5D Mark IIではなくてDP2 Merrillを選んだのはズバリ!「もの凄くシャッター音が小さい」から。レンズシャッターってこんなに音が小さいんだね!と初めて使った時には感動すらおぼえたほど、ほぼ無音。近年よく使っていたのがフォーカルプレーンシャッターばかりだったので、全く振動のないシャッターに拍子抜けすらした。DP2 Merrillのシャッター音を擬音にしたら小さく「カチッ」って感じ。いや「チッ」でもいいかも。ちなみにEOS 5D Mark IIのシャッター音を擬音にしたら「グワシャン!」だ。レンズシャッターのカメラは寝顔を撮るのにとても優しくできてます。

--奄美はいまだ一月三日からの冬空続き。下の写真は昨日の大浜。

DP2 Merrill

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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