奄美大島探検マップ

 対岸だけが霧の中 2013/5/28


--今日の奄美は不思議な天気だった。スカッと晴れた名瀬から本茶トンネルを抜けて北に移動すると「あれ?真っ白」。視界不良なほどの霧。飛行機も欠航が出たほどの濃霧だった。夕方、逆に霧めく北部から名瀬の方に向かって本茶トンネルを抜けると「あれ?青空」。奄美北部だけがずっと霧に包まれていたようだ。こんなこともあるんだね。

--写真は今井崎周辺にて。同じ北部でも龍郷町の東シナ海側は霧が晴れて夏のような海景色が広がっていた。水平線上に浮かぶ雲の中から島が現れた時には正直ビックリしたけれど、よくよく考えればココは対岸に笠利が見える場所だった。まさに奄美北部だけが霧の中だったという一目瞭然の光景を目にすることができた。

--深い霧は昼頃に少し薄まったものの再び盛り返し、結局一日中奄美北部を包み込んでいた。下の写真は笠利の神ノ子。普段なら浜辺があって海があって明神崎の島影まで見えるのだけれど、すぐ目の前の波うちぎわさえも消えてしまう霧景色だった。

EOS 5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II EF28-70mm F2.8L

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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