奄美大島探検マップ

 カツオドリ 2014/6/6


--船がどこにも寄港せず一日中クルーズする終日航海日は、日本の近くにはいるのですが電波がある陸地からは遠いため、携帯電話はつながりません。正確にはつながってはいるのですが、つながっているのは船が発している電波のため、衛星を経由する特別料金となります。スマホは勝手に電波を探して自動でつながってくれます。自動で時差も修正してくれるし、便利っちゃあ便利です。でも怖いのは知らないところで使われるパケット。インターネットのやり取りが勝手に行われると後の請求が怖いです。そこでポイントは「国際ローミングをオフ」にすることです。日本で自分が契約している電波以外とはアプリやメールが勝手にパケットのやり取りをしないようにします。海外旅行の時もそうです。意志を持って外国の電波で海外パケホーダイするのはいいのですが、アプリが勝手に知らないところでパケットのやり取りをしちゃうと困ります。アプリの勝手を防ぐには「国際ローミングをオフ」です。

--ちなみに簡単にまとめますと、「国際ローミングをオフ」にすると電話可ネット不可となります。非常時の電話は受けられるけれど、ネットはWi-Fiのみで済ませたい場合はコレです。電話も一切受けないようにしたい時は「モバイルデータ通信をオフ」にします。「モバイルデータ通信をオフ」にすると電話もネットも不可となり、Wi-Fiでのみネットができるタブレットとなります。あと飛行機に乗る時に使う「機内モードをオン」にすると電話もネットもWi-Fiも全部不可となり、携帯は写真機やメモ帳がわりの物体となります。全部iPhone(iOS7.1.1)での用語説明になりますが、他のスマホも似たようなものでしょう。おっと話がそれました。

--洋上では携帯をつなげられないので、船でこの鳥を見た時に独特な風貌に何となく「カツオドリかな?」と思っても、その時は断言はできませんでした。カツオドリ。テレビでは目にしたことがあったのですが、生で見たのは初めてです。

--カツオドリともう一種類、白基調のボディをした鳥が飛んでいたのですが、その名前は帰宅してネットで検索しても上手に見つけられませんでした。ネットは便利ですが、調べものをするにはヒントとなる知識が無いと無駄に時間だけが費やされます。無知の状態から出発する時、やはり最高の助けとなってくれるのは図書なのです。今度図書館へ行きます。

--さて、洋上の鳥たちは、船の周りを飛び回り、時々海にダイブして魚をとっている様子でした。観察していると、船の先を飛んで魚群を探し、魚群を見つけると一斉に船の右や左に流れながら海へ飛び込む。そしてまた舳先へと戻っていく。それを繰り返していました。何度も何度も繰り返してくれるのでシャッターチャンスはふんだん。一気に横に流れながらダイブする時のスピードは速くて撮影が難しかったのですが、舳先へ戻りながら船の横を飛ぶ時や、舳先を飛んでいる間は移動がゆっくりなので、コンデジのゆっくりピント合わせでも撮影できました。特に横を飛んで舳先へ戻る時は、すぐ目の前をゆっくり鳥が通過していくので感動ものでした。

--念のためにと高倍率ズームコンパクトデジタルカメラをカメラバックの隙間につっこんできてて助かりました。船旅は陸に近付いたり離れたり、遠くに何かが見えたり、メガズームコンデジがあると身軽に楽しめますね。

SX50 HS

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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