新旧「二つの海が見える場所」 2015/9/22


--上下の二つの写真はどちらも「二つの海が見える場所」から撮ったものですが、よく見るとちょっと違います。全体的な雰囲気は似たような感じですが、でも眼下の近景部分が違うことに気付かれることでしょう。二つの海が見える場所は、町道の大美(おおみ)〜赤尾木(あかおぎ)線にあります。このルートは林道レベルの荒れた路面なので、もともと一般的に通るルートでは無かったのですが、豪雨災害の際に道路そのものが崩れてしまい、長いこと通行止めになっていました。現在も工事は完了していないので通行止めは変わらないのですが、崩落していた道路の修復は終わり、歩いて入れるようにはなっています。土砂崩れがあった所は木々がなぎ倒されたために視界が良くなり、また新たに二つの海を眺められるポイントが誕生したというわけです。新しい二つの海が見える場所の眺めが上の写真で、以前からの二つの海が見える場所の眺めが下の写真になります。早く工事が完了して、車でこのポイントまで来られるようになるといいな。なお言うまでも無いことですが、旧道や林道はガードレールが無い場所が普通で、道路脇はすぐ崖になっていたりもします。入る際は十分にお気を付けて。

撮影地「二つの海が見える場所」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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