油井小島の辺り 2015/9/26


--奄美大島南部、大島海峡の中は奄美大島と加計呂麻島の島影が入り組んでいて、風も波も避けてくれるので養殖業が盛んだ。写真の場所は久根津(くねつ)沖。油井小島(ゆいこじま)の手前、海面に点在するオレンジやシアンはブイ(浮き)で、あの下に養殖のいけすがある。小学生の頃に久根津の隣の須佐礼(すされ)に住んでいたので、久根津は学校帰りによく行った懐かしい場所。あの頃はたまに海岸線を歩いて行ったっけ。須佐礼から久根津に行く道路は峠道でクネクネと長かったので、海岸線を歩いた方が早かったような気がした。子供心にはね。油井(ゆい)から阿鉄(あでつ)に行くのも海岸線で行ったことがあるけれど、阿鉄に行く道路はトンネルが通っていたから海岸線より道路の方が圧倒的に楽だったような憶えがある。

撮影地「久根津」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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