夕色に染まる海辺にて 2021/6/24


--月の出が見られるかなと期待して夕刻の海辺に出てみました。夕御飯の途中だった子供達も「行きたい」と言うので連れて。海辺に着くとすぐに海に下りた子供達。僕は道路沿いから南東の空を見つめていました。月はなかなか姿を現さず、雲の向こうでした。でも夕焼けの照り返しで空気までも夕色に染まるような時間でした。ふと子供達を見ると二人そろって何か食べている?というポーズをしていました。何やっているんだろうと不思議に思ってましたが、帰る時に「ヤドカリちゃん可愛かった」と話していたので、ヤドカリに息を吹きかけていたんだなとわかりました。貝殻に閉じこもったヤドカリを出すには息を吹きかけるのがいいのです。口笛のようにフーッとするのも良いですが、経験上、ハーッと暖かい息を吹きかける方が効果的です。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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