秋の夜明け前 2021/10/8


--朝早く目が覚めて外を見ると星がキレイだったので、急いで準備して撮影に出かけました。夜明けまで1時間と少し。とりあえず土浜の坂道に着いて、まだ暗い東の空に向けてシャッターを切りました。すると何か不思議な光が写ります。水平線上の一部が微かに光っている感じ。誰かが間違って夜のカーテンを少し開けてしまったかのように、水平線から空に光がこぼれているようです。ああ、もしかしてこれが黄道光。まだ見えない太陽の光が、宇宙空間の塵に乱反射して散乱し、夜空が光って見えるそうな。秋の早起きにはこんな出会いがあるんですね。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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